神はいるのか…?
一度は考えたことありませんか?
遠藤周作著;沈黙を読むと、そんな問いの答えが見つかるかもです…
私が読んで感じたのは…
神は人間の期待通りには機能しない。
ただ人が期待していてもいなくても
沈黙しながらじっと見ている。
その視線に気づいた時に…なぜか不思議と救われる感覚があります。自分は孤独ではないのだと。たとえ認められていなくても見つめられているのだと。
『沈黙』(遠藤周作)…17世紀の日本を舞台に、キリスト教宣教師ロドリゴが迫害下で信仰と神の沈黙に向き合う物語。棄教か殉教かの葛藤を通じて、人間の弱さと神の存在を深く問い、静かな文体で心に響く名作。1966年発表。


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