今日は「黒田官兵衛、西郷隆盛に影響を与えた書物」數土文夫さん。JFEホールディングス特別顧問。
今から2200〜2500年前の、中国の名宰相「管仲」の言行を記してきた書物「管子」を、強い関心をもって読まれているとのことです。
「管子」は、黒田官兵衛や二宮尊徳、西郷隆盛、渋沢栄一などにも読まれ、影響を与えてきたと言われています。
黒田官兵衛は、本屋大賞にノミネートされた米澤穂信さんの小説『黒牢城』で注目されていますね。
それどころか、西郷隆盛や渋沢栄一にも読まれていたとは静かに驚きました。
さて、その「管子」に書かれた管中の思想とは。
『倉の中の品物が豊富になってくると、人は初めて礼節を知る基盤ができ、日常生活に必要な衣食が十分足りてくると、初めて真の名誉、恥辱がいかにあるべきかを知る基盤ができる』
『管中は、一国の支配者たるものは、まず四季を通じて生産計画を円滑に進ませ、経済を豊かにしなければならないと説きました。』
これは国だけでなく会社にも言えるな。。
マズローの欲求5段階説にも通じる、普遍性を感じました。
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