2025年3月。新型コロナウイルス感染

2025年3月。このタイミングで、初めて新型コロナウイルスにかかってしまいました。感染経路はまったく不明です。

ある朝、起きた時からなんとなく寒気が…。これはちょっとよくないな、という感じをもちながらも午前中、だましだまし過ごしていたら、一気に体温が38℃に上昇。病院に駆け込むと、パーテーションが並んだ廊下に通され、その場ですぐインフルとコロナの検査を受けることに。結果・コロナ陽性…。

めまいがするほどの高熱が2日間は続きました。身体の節々の痛みはほとんど感じなかったものの、ひたすらに体力が奪われていく感覚。これはちょっと、ただごとではないな…。体がそう言っているようでした。

病院から処方された解熱剤などを飲むと、熱は次第に落ち着いてきました。熱が下がるまでは食欲もまったくありませんでしたが、ほんのわずかだけ食欲が出てきました。その時、脳裏に浮かんだのは、うどん…。

消化にもよく喉越しもよく、かつレンジ調理もできる“うどん”だけはなんとか食べられそうでした。這うようにして近所のスーパーでうどん、白だし、卵、揚げ玉を購入。

レンジで温めたうどんを丼に入れ、生卵、白だし、揚げ玉をかけ、熱いお湯を注ぎ入れる。

あたたかい…。ウイルスに削られた心身が満たされていきました。レンジで温めたうどんは、コシもなく口の中でただ短く切れていくだけでしたが、それでも、うまかった…。

うどんを食べて、寝る…。発症後の3日間はほとんどそれしかできませんでしたが、4日目からはだいぶ回復して動けるようになりました。

新型コロナウイルスで得た教訓。体を冷やすとウイルスへの抵抗力を一気に失うということ。そして、白だしをかけたうどんの美味しさ。

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