今こそ読んでみたいイランの本

読書

アメリカ・イスラエルによるイランへの軍事攻撃が続いています。攻撃が始まったという報道を最初に見たとき、何年か前のオリンピックの入場行進の光景が思い出されました。アメリカのニュース番組の報道者が、イランの代表選手団の入場行進の場面で「悪の枢軸国の入場です」というようなコメントで紹介していました。それが後になかなかの騒動になっていましたよね。

イランという国は良くない国だ…とある国からは頻繁にそのような意見を聞きますが、その一方で、イランにはとても素晴らしい芸術があったり、そこに住む人もとても穏やかで優しい人が多い…と語る人も多いです。

イランにはどんな人がいるのでしょうか。そして、どんな国なのでしょうか。今こそ、イランの本を読んでみたいという気持ちになりました。

イラン人は面白すぎる! (光文社新書) 
イラン人と聞いて、どんなイメージがありますか?なんとなく…「怖い」「厳しい」というイメージが先行する人が多いのではないでしょうか。実は…“陽気で、適当で、ユーモアがある”国民がたくさんだということを、日本在住のイラン人のお笑い芸人が語ってくれます。何か自分の思い通りにならないことが日常生活で起きた時…「それもア・ラーの意思だから仕方がない」という言い方で割り切ったりもするそうです。
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天空の家: イラン女性作家選 (現代アジアの女性作家秀作シリーズ)
イランの女性作家7人による短編小説集。イランの革命や戦争の中を懸命に生きる女性たちの姿が描かれた物語集です。物語の中で出てくる女性は、日常の些細な「染み」取りに専念したり、離婚を経験したり、安住の地を求めて孤独を感じていたり…。どこか親近感も感じる登場人物たちです。著者は実際に生活の中で不自由を感じながらも…「書くこと」への強い意志を抱いて物語を書いたのでしょう。
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物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜 (中公新書)
3000年ほど積み重ねられてきたイランという国の壮大な歴史を物語のようにたどれる一冊。
古代ペルシア帝国から現代イランまで、大きな流れが見えてきます。ニュースだけでは見えないこの国の背景を理解できる本です。
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砂のクロニクル (上) (小学館文庫)
イランを舞台にした小説もあります。そういった入り方もありかもしれないですよね。小説家・船戸与一さんの最高傑作としてよく挙げられる作品。革命が成立したイラン。理想的な国家になるかと思いきや、腐敗が進行していく…。どうにかして国を建て直したいと奮闘する主人公がハードボイルドに描かれる小説。イメージしにくかったイランという国の、そして人々の体温が伝わってきます。
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ヒストリエ(岩明均)
「寄生獣」で有名な岩明均さんの歴史漫画『ヒストリエ』も、イランの世界を垣間見ることができます。古代ヨーロッパ…主人公の所属する国”マケドニア”と対立する”ペルシア”。そのペルシアは現在のイランと同地域です。
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