本との自由な付き合い方について

読書

本との付き合い方って、もっと自由でいいと思う。最近思うのは、「読み途中」の本が、べつに何冊たまってもいいなと。好きな時に、好きな本を1ページずつでも読み進められたらそれで良いのかなと。

なぜだろう。読書っていうと、なんとなく、きっちりとした時間を確保して。しっかりとした場所(スタバなど)も確保して。読み始めたら他の本には浮気せずに最後まで読み切って。そして作者の意図や得られる教訓などを完璧に読み取らなければならない。という、誰から言われるわけではないけど無言の完璧主義プレッシャーみたいなものを感じませんか?国語教育の影響からなのか、私は少し感じる…。

けれども、完璧な読書というものはそもそも存在しない。 なぜなら全ての文面から、書き手の心情や意図、背景の全てを読み取ることなどできないから。

ということは、完璧な読了ツイートは存在しない。 完璧な読了ブログというものも、おそらくは存在しない。

不完全なものを、自分なりの続けやすいスタイルで続けること。積み重ねていくことこそが大事なのだろうと思います。

そう思うと、いくぶんか気持ちを軽く読書を続けることができます。「読み途中」が何冊たまってもいい。お酒を飲みながらでもいい。部屋を歩きながらでもいい。そうして読書を続けていけばきっと、心に積み重なっていく何かがあるはず。

薄い紙を1枚1枚、積み重ねていくようなものかもしれないけど、それはやがて誰にも破けないほどぶ厚い紙になっていく。心の中で自分だけの本のようになっていく。

不完全な読書を、今日も自由に楽しみましょう。

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