「暮らしの手帖」の前編集長、「くらしのきほん」編集長の松浦弥太郎さんによる、仕事やお金、おしゃれなどについて語ったエッセイ集です。
「集中して読書をすることで、遠い国にも旅ができるし、『今』から離れられる。これもおとなにふさわしい趣味と言えそうです。」
本書より引用
「テクニックに背を向けて、自分たちの理想とする世界観や心地よさを、感情をこめて表現する。それこそ、僕が目指すアウトプットです。」
本書より引用
…などが、特に印象に残った言葉です。やさしく、わかりやすく、そしてはっきりとしたこだわりを感じる言葉。 美味しい日本酒のように、すっと、心に入ってくる感じがしました。
肩の力は抜いて。でも、こだわるところはこだわって生きていきたい。自分の暮らし方、生き方を見つめ直せた本でした。
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