金田一少年の事件簿(1)

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個人的な思い入れが深い「金田一少年の事件簿」。コミックスの第1作。最初の事件です。

あの頃、小学1年生だった時に、地域の子ども会のサマーキャンプで、「金田一少年の事件簿」の劇をやりました。(その当時は堂本剛さん主演のドラマが大流行していて、完全にその流行りに乗っかった上に、内容を相当パロディ化してコメディ風にした劇でした。トリックは忘れましたが動機だけは覚えていて、たしか大事にしていたイチゴのケーキを食べてしまったから”や”りました的な…。とんでもないクオリティでしたがまあまあ受けていたと思います。)

そんな劇でたまたま、金田一少年役を演じることになった私は、ドラマを見てもいないのに金田一少年というキャラクターにどうしても親近感を覚え、原作が漫画であることを知り、本屋で親にコミックス1巻を買ってほしいとねだったのでした。

今から思えば、小学1年生にとっては少々早すぎる内容の漫画だったと思います。あの時に買ってくれた親の理解…(しかもその年のクリスマスプレゼントは金田一少年の事件簿2巻〜当時最新の18巻でした!)そのおかげで、今の本好きな自分がいるのだと思います。感謝・感謝です。

さて、その「金田一少年」最初の事件は“オペラ座館の殺人”。有名な歌劇「オペラ座の怪人」に見立てて、高校生の演劇部員が、謎の怪人”ファントム”に次々と殺害されていく。その怪事件にたまたま立ち会った、金田一耕助の孫である金田一 一(はじめ)が犯人を推理していくという…当時小学1年生だった私が読む漫画の内容としては、正直に言ってかなり刺激は強めでした。しかし、「トリック」「密室殺人」「見立て殺人」といった、ミステリの世界での必須用語を、ビジュアルも伴ってインプットできたという点では、漫画という媒体でこの作品を読めていて本当に良かったと今では思っています。

「金田一少年の事件簿」の数々の事件の中で、一番印象に残っているのは、この最初の事件です。自分にとっては最初に買ってもらった漫画の、最初の事件だからというのが何より大きいですが…(2番目は、魔術列車殺人事件ですかね、やはり…)

ほとんど思い出話のような内容になってしまいましたが、それだけ思い入れの深い作品です。

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