「小さな習慣」

読書

もし、やるべきと思っているけどなかなか習慣化できていないことが、「やらないと気持ち悪い」というくらいまで定着したら、人生が変わっていくと思いませんか?そのためには、習慣化したい行動を笑っちゃうくらいミニマムにして、66日間続けていくことだそうです。

著者の場合、「痩せるためにジムに通う!」という理想の習慣を、「腕立て伏せの体勢をとる」という“小さすぎて失敗すらできない行動”に落とし込み、それを毎日続ける ことをやってみたそうです。

すると、何日かそれだけを続けるうちに、「今日は腕立て伏せをもっとやってみよう」➡︎「ジムへ行ってみよう」と、自動的に行動が変化していき(ここが肝心)、気がついたらジム通いできる自分が当たり前になっていったそうです。

この、「ばかばかしいくらい小さな行動から始める」ことによって、著者は自分がそれまで全く意識できていなかった「気付き」を得られました。

それまでは、何日かは頑張って続けられるけど、何かと理由をつけてやらなくなってしまった(=習慣化できていなかった)そうです。著者のみならず、大多数の人が当てはまると思います。

しかし、「ばかばかしいぐらい小さな行動」を毎日続けることによって、「自分の脳のコンフォートゾーン(生命の自己保存のために脳にプログラムされた現状維持を優先する意識)」から、一歩ずつ出て、自己をアップデートしていく。このポイント押さえることによって、習慣を確実に定着させることができます。

人間の「意志」や「モチベーション」の仕組みを学ぶことができ、自分の生活をアップデートしていくことができる良書でした。

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