読書

読書

本の力。

自殺を考えていた人が、当時の朝刊の連載小説「宮本武蔵」(吉川英治)をたまたま目にして、武蔵が険しい山を懸命に登る場面を読み、励まされて、自殺を思い止まった…という逸話が、私の本好きの原点の一つです。本には、人生を変える力がある。失恋で悩んで...
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現代思想入門

久しぶりに実家に帰った時、父が「間違って2冊買った本だから、1冊あげる」とくれた一冊。もしかしたら「読んでみな」と、課題図書なのかもしれないな…と、ふと思いました。いずれにしても、いざ挑戦!「大きく言って、現代では『きちんとする』方向へいろ...
お酒

蒙古来たる

10年前に、祖父から勧められ、貸してもらった本です。 ずっと積読でしたが、祖父の94歳の誕生日を機に読み始めました。10年前は、なぜか入り込みにくかった冒頭部分が、なぜか今、ものすごくおもしろく読めます。ぐいぐい入ってきます。その理由は、ペ...
読書

文学部の逆襲

時代の変わり目を迎えた昨今。しかし人々の間で共有する「大きな物語」が、今はまだ描かれていない。共有されていない。そのような中で、ひたすらに利益史上主義が横行し、世の中は混乱している。そんな今こそ、「新しい物語」を生み出すことが必要。私たちの...
読書

いつか必ず来る大切な人との別れ…「その日のまえに」、読んでおきたい小説

抱いた子の重さが増えるのを感じる度に、ああ、この子をこうして抱っこできるのはあと何回だろうか。この子を抱っこする最後の日も近づいているのかもしれないと感じる。抱っこすること、一緒に食事をすること、遊ぶこと、言葉を交わすこと…。その人とのその...
読書

Twitterにおける読書垢の有意義さについて

ブログをゆるく開設し、Twitterで読書垢として活動を始めて7ヶ月ほど経ちました。ここまででTwitterでのフォロワー数が7,000名になるまで活動してきましたが、結論から言うと、本が好きでSNSに少しでも興味がある方は、ぜひTwitt...
読書

ホテルローヤル

この本、そういえば前に付き合っていた人に貸してもらっていた本でした。あの人は、この本を通して自分になにかを伝えたかったのか、どうなのか…今となってはわかりません。北国の湖畔に立つ、寂れたラブホテル。そこに撮影に来るカップルや、そこで起きた出...
お酒

黒牢城

こんばんは。今日も読んで、呑んでいます。黒牢城。ようやく読み終わりました。史実に基づいた、戦国時代の密室殺人ミステリであり、心理サスペンスであり、歴史絵巻でもある。濃厚な味わいの小説でした。織田信長に反旗を翻した、武将の荒木村重。有岡城に籠...
読書

1日1話 6月11日

わかる〜!と思わず声が出そうになりました。『現場には慣性の法則が流れている。現状のまま、決められたことを繰り返しているのが現場にとって一番楽である。』「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より、「現場力の高め方」遠藤功さん企...
読書

「小さな習慣」

もし、やるべきと思っているけどなかなか習慣化できていないことが、「やらないと気持ち悪い」というくらいまで定着したら、人生が変わっていくと思いませんか?そのためには、習慣化したい行動を笑っちゃうくらいミニマムにして、66日間続けていくことだそ...